【第13回】主食を「主」に食べると体質が変わる

 執筆担当:
湯川 あゆみ(Wawa代表)

 

日本人にとっては、日本人が長年してきた食生活が身体にとって一番ナチュラルだと考えます。

 

特別な病気や体質の場合は別ですが、原則的には、日本の伝統的な食文化にのっとって食べるのが間違いないでしょう。

 

 

日本には「主食」「副食」という言葉があります。

 

 「主食」=「メインに食べるもの」

 「副食」=「主食に副(そ)えて食べるもの」

 

主食といってもパンや麺ではなく、あくまで「お米」です。

 

お米が副食になって、おかずが主食になっていませんか?

おかずを主食にするのは欧米の食文化です。

 

 

腸の構造で考えてみましょう。

欧米人よりも日本人は腸の長さが格段に長くできています。これは長年、穀物を主食としてきた民族だからです。

 

腸が長い分、消化にも時間がかかります。肉をメインとすると、消化の途中で腐敗を起こしたり、悪玉菌が増殖したり、毒素が発生したりするようになります。

 

日本人には、日本人が長年続けてきた食事体系が、ナチュラルで理にかなっていると考えられます。

 

まずはご飯をしっかり食べましょう!

 

「30品目神話」や「糖質制限神話」の影響が大きいと、ご飯をしっかり食べるということに最初は抵抗があるかもしれません。

 

でも、試してみてください。まずは1か月からでも構いません。

 

可能であれば、白米より栄養の多い七分搗き米や酵素玄米だとなお良いでしょう。(Wawaのランチでは両方お出ししています。ぜひ味の違いを感じてみてください。)

 

身体が軽くなる、

便通がよくなる、

体臭が気にならなくなる、

間食があまりいらなくなる、

体温が上がる、

風邪をひきにくくなる・・・・

 

おかずを一生懸命食べていた時より、身体がラクになってきませんか?

間食を以前よりも欲しくなくなったという声も多いです。

 


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