執筆担当:湯川 あゆみ(Wawa代表)
日本人にとっては、日本人が長年してきた食生活が身体にとって一番ナチュラルだと考えます。
特別な病気や体質の場合は別ですが、原則的には、日本の伝統的な食文化にのっとって食べるのが間違いないでしょう。
日本には「主食」「副食」という言葉があります。
「主食」=「メインに食べるもの」
「副食」=「主食に副(そ)えて食べるもの」
主食といってもパンや麺ではなく、あくまで「お米」です。
お米が副食になって、おかずが主食になっていませんか?
おかずを主食にするのは欧米の食文化です。
腸の構造で考えてみましょう。
欧米人よりも日本人は腸の長さが格段に長くできています。これは長年、穀物を主食としてきた民族だからです。
腸が長い分、消化にも時間がかかります。肉をメインとすると、消化の途中で腐敗を起こしたり、悪玉菌が増殖したり、毒素が発生したりするようになります。
日本人には、日本人が長年続けてきた食事体系が、ナチュラルで理にかなっていると考えられます。
まずはご飯をしっかり食べましょう!
「30品目神話」や「糖質制限神話」の影響が大きいと、ご飯をしっかり食べるということに最初は抵抗があるかもしれません。
でも、試してみてください。まずは1か月からでも構いません。
可能であれば、白米より栄養の多い七分搗き米や酵素玄米だとなお良いでしょう。(Wawaのランチでは両方お出ししています。ぜひ味の違いを感じてみてください。)
身体が軽くなる、
便通がよくなる、
体臭が気にならなくなる、
間食があまりいらなくなる、
体温が上がる、
風邪をひきにくくなる・・・・
おかずを一生懸命食べていた時より、身体がラクになってきませんか?
間食を以前よりも欲しくなくなったという声も多いです。
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~健康コラム 目次~
順番に読んでも、お好きな箇所から読んでもOKです。
はじめに
1 ご挨拶
2 クリニックとお店の連携
私達の考えるナチュラルスタイル
3 ナチュラルスタイルって何?
4 風邪をひいた理由は?
5 自分のオーバーフロー地点を知る
6 原因となるものを見つける
7 体のセンサーがよみがえると
8 ピンピンコロリかネンネンコロリか
食生活
9 小麦アレルギーとどうつきあう?
10 リバウンドしないために・・・
11 1日30品目はもう古い
12 食生活をよくする10のポイント
13 主食を「主」に食べると体質が変わる
生活用品と住環境
14 皮膚から入るのは口から以上に怖い?
15 普段使っているものを点検してみよう
16 病院で最も見逃されている住環境
17 スマホの添い寝が頭痛・不眠の原因に?
運動
18 介護・寝たきりへのスパイラル
19 骨も筋肉も使わないと衰える
20 筋肉はとてつもなく沢山の役割がある
★2021年10月現在、連載は継続中です。