執筆担当:湯川 貴男(湯川クリニック院長)
長い人生、目指すのは健康長寿。
それは自分の足で行動できるということです。
そんな「健康寿命」を少しでも伸ばすために忘れてはいけないのが「筋力」です。
自力で歩いたり、身体の様々な生命活動を助けるのが筋力だからです。
そのためにも自分で体を動かして、適度な負荷を与えることが必要です。
運動器(筋肉や骨など)は十分に使わないでいると、その量や能力を保つことができないのです。
たとえ70代になっても、筋力は鍛えれば増えることが証明されています。
若い頃のような目に見えた顕著な変化ではなくても、徐々に生活の中で小さな変化を見つけられることでしょう。
もちろん、運動を始めるのは早ければ早いに越したことはありません。
骨や筋肉は40歳頃から衰え始め、その後急激に低下します。
働き盛りの方にとっても運動は非常に重要です。
現在、あなたが何歳であっても、運動は必ずメリットをもたらしてくれます。
——動くのが面倒くさい?
まず、運動してみて下さい。少しずつ身体が軽やかになって楽しくなってきますよ。
——関節が痛くて動きたくない?
痛みの少ない動きから始めてみましょう。
さあ、みなさん、今日から運動を始めて、骨や筋肉の衰えを食い止めましょう。
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~健康コラム 目次~
順番に読んでも、お好きな箇所から読んでもOKです。
はじめに
1 ご挨拶
2 クリニックとお店の連携
私達の考えるナチュラルスタイル
3 ナチュラルスタイルって何?
4 風邪をひいた理由は?
5 自分のオーバーフロー地点を知る
6 原因となるものを見つける
7 体のセンサーがよみがえると
8 ピンピンコロリかネンネンコロリか
食生活
9 小麦アレルギーとどうつきあう?
10 リバウンドしないために・・・
11 1日30品目はもう古い
12 食生活をよくする10のポイント
13 主食を「主」に食べると体質が変わる
生活用品と住環境
14 皮膚から入るのは口から以上に怖い?
15 普段使っているものを点検してみよう
16 病院で最も見逃されている住環境
17 スマホの添い寝が頭痛・不眠の原因に?
運動
18 介護・寝たきりへのスパイラル
19 骨も筋肉も使わないと衰える
20 筋肉はとてつもなく沢山の役割がある
★2021年10月現在、連載は継続中です。