執筆担当:
湯川 貴男(湯川クリニック院長)
まずは、私達がこの施設を始めた理由についてお話します。
新潟にいた頃、私達はそれぞれ別の場所でクリニックとお店をやっていました。
その頃から私は、できるだけ薬に頼らない医療を目指していました。
できるだけ薬に頼らないというのは、ある意味挑戦です。
当院での治療を受けることと同じくらい大切なことがあるからです。
それは、
患者さん自身に生活を見直してもらうこと。
病気や不調の原因になりうるのは、ウイルスや細菌だけではありません。
・日用品
・食生活
・運動習慣
・住環境
・心のあり方 など
あらゆる生活習慣や環境が複雑に絡み合いながら、大きく関係しています。
これらの原因を取り込み続けていたら、
治療をして一時的に症状は改善するかもしれませんが、
また元の状態に戻るということが起こります。
そこで指導をするわけですが、
言葉だけではなかなか伝わらなかったことが、
Wawaと連携することで、伝わりやすくなりました。
百聞は一見に如かずです。
・カフェで実際に健康的な食事を食べてみてもらう。
・安心な食材や日用品を手に取り、その場で説明を聞いてもらう。
・足圧測定やシューフィッティングで身体を整えてもらう。
・運動体験で身体を動かす心地よさに気付いてもらう。
・テラピーメニューで本来備わる自然治癒力を高めてもらう。
このように、これまでクリニックだけでは出来なかったサポートができるようになりました。
次からは「生活の見直し」について、もう少し詳しく話していきたいと思います。
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~健康コラム 目次~
順番に読んでも、お好きな箇所から読んでもOKです。
はじめに
1 ご挨拶
2 クリニックとお店の連携
私達の考えるナチュラルスタイル
3 ナチュラルスタイルって何?
4 風邪をひいた理由は?
5 自分のオーバーフロー地点を知る
6 原因となるものを見つける
7 体のセンサーがよみがえると
8 ピンピンコロリかネンネンコロリか
食生活
9 小麦アレルギーとどうつきあう?
10 リバウンドしないために・・・
11 1日30品目はもう古い
12 食生活をよくする10のポイント
13 主食を「主」に食べると体質が変わる
生活用品と住環境
14 皮膚から入るのは口から以上に怖い?
15 普段使っているものを点検してみよう
16 病院で最も見逃されている住環境
17 スマホの添い寝が頭痛・不眠の原因に?
運動
18 介護・寝たきりへのスパイラル
19 骨も筋肉も使わないと衰える
20 筋肉はとてつもなく沢山の役割がある
★2021年10月現在、連載は継続中です。